「腕」と「感性」で
“新しい風”を吹き込む。
カーディーラーの整備士から福祉の営業へ。かなり思い切ったキャリアチェンジですよね。
そうですね(笑)。前職では車を整備しながら、最後の方はお客様への接客も担当していました。その時に「あ、私は人と話すことが好きなんだな」と気づいたのが最初のきっかけです。 でも、ヤサカに決めた本当の理由は、選考中に体験した半日の営業同行でした。そこで案内してくれた先輩が、本当にかっこよかったんです。お客様の前で堂々と、それでいて寄り添いながら提案する姿を見て、「私もこの人のように、自信を持って働けるプロになりたい」と直感しました。
業界へのこだわりよりも、人としての「憧れ」が強かった?
はい。もちろん福祉の知識はゼロでしたが、ヤサカの「お客様第一」という考え方は、私が整備士時代に大切にしていた「一台一台、しっかりと仕上げる」という職人魂とリンクしたんです。ここなら、自分の新しい可能性を試せる。そう確信して飛び込みました。
「売り込まない」営業。
信頼を勝ち得るために報告の「質」にこだわる。
未経験でベテラン揃いのエリアを引き継ぐのは、プレッシャーも
大きかったのでは?
正直、最初は不安でした。知識も経験も豊富な先輩たちと比べられるわけですから。でも、私には「ゴリゴリと売り込む営業」は向いていない。だったら、自分にしかできない方法で信頼を勝ち取ろうと決めました。 そこで徹底したのが、「相手の想像を超える報告の質」です。
例えば、用具を納品したら必ず写真を撮り、図面に「ここをこう工夫しました」というコメントを添えてケアマネジャー様に送ります。お忙しい方には、電話で時間を奪うのではなく、あえてチャットツールなどを使って「いつでも確認できる状態」を作る。 現場を見に行かなくても状況が手に取るようにわかる。そう思っていただけるまで気配りを重ねることを大切にしました。
女性の感性 × 整備士の腕
で、オンリーワンの価値を
追求する。
女性営業職として、現場で強みを感じる瞬間はありますか?
ものすごくあります。特に女性のご利用者様の場合、「男性の担当者には少し言いづらかった」という生活のお悩みを、私には打ち明けてくださることが多いんです。そこから本当の困りごとが見えてきて、新しい提案につながる。 「岡さんだから話せたわ」と言っていただけるのは、この仕事をしていてとてもうれしい瞬間です。
それに加えて、元整備士という「武器」もありますね?
そうなんです(笑)。ベッドの組み立てや複雑な福祉用具のセッティングなど、工具を使う作業は得意分野。営業がその場でパパッと組み立てを完了させると、「頼もしいね!」と驚かれます。 繊細なコミュニケーションと、確かな技術力。この両輪があるからこそ、お客様の生活に深く、力強く関わることができるのだと感じています。
10秒の迷いを捨てる、
お節介なほどのチームワーク。
ヤサカの組織としての強さは、どこにあると感じますか?
入社してすぐに先輩から言われた「10秒考えて分からなかったら、すぐ聞いてくれたらいいよ」という言葉に、何度も救われました。未経験者が一人で抱え込んで悩む時間は、お客様にとっても会社にとっても損失でしかない。ヤサカには、それを良しとしない「教え合う文化」が根付いています。 また、前任のエリア担当の先輩が定期的に電話をくださったり、男性スタッフが重い荷物の搬入をさりげなく手伝ってくれたり。お節介なくらい温かい、でも仕事には一切妥協しない。そんなチームの一員であることが、私の誇りです。
岡さんにとって、今の仕事の「やる気スイッチ」はどこにありますか?
一番は、ケアマネジャー様からの「リピート」です。 「次の案件も、岡さんにお願いしたい」と指名をいただいた時、自分のスタイルが認められたんだと強く実感します。数字は、その信頼の積み重ねが形になった結果に過ぎません。 今はまだ先輩の背中を追っている段階ですが、もっと自分を磨き、いつかあの日の私が憧れた先輩のように、「ヤサカの顔」として後輩たちを引っ張っていける存在になりたいですね。